おおみそかと正月の臨時ダイヤ

2016年12月21日(2018年12月8日更新)

これは架空鉄道です。たとえ実在する団体名がでてきたとしても、関係ありません。

 宮城電気鉄道宮城線本塩釜駅付近には、全国の鹽竈神社の総本社鹽竈神社が所在し、初詣の需要が高い。また、1月2日からは丸光宮電百貨店をはじめとする仙台市内各商業施設で初売りが行われるため、通常の休日とは一線を画す買物需要が存在する。この需要に応えるため、宮城電気鉄道では毎年終夜運転を行うほか、1月1日から4日までほぼ終日にわたって急行を増発し、初詣客の輸送を行う。

おおみそかの終夜運転

 おおみそかの終夜運転は全列車普通列車で、概ね仙台高城町間30分間隔、高城町石巻間60分間隔の運転となっている。

 終夜運転と前後のダイヤとの接合部分で、運用の都合上イレギュラーな列車が発生している。特に、仙台からの普通陸前小野行きや、石巻から全線を走破する普通仙台行きなどは、沿線の鉄道ファンが年中行事のように撮影する。

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正月の急行増発

 年が明けてからは、宮城電気鉄道ではほぼ終日にわたって急行を増発し対応している。下記の時刻表の中で、赤字で示したものが増発分である。なお、正月ダイヤではこの急行を待避するため、定期の普通列車のうち半分の列車で小鶴新田―多賀城間の時刻が2分ずれる。増発分の急行は高城町まで行かず東塩釜折り返しとなるので、急行東塩釜行きの表示も沿線の鉄道ファンに人気が高い。

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1月2日早朝の特急初売り号

 1月2日の早朝は、全国的に見ても大規模に行われる仙台初売りへのアクセスとして、宮電石巻4:26発、仙台5:18着の特急初売り号が運行される。停車駅は特急と同じで、通常の始発列車の1時間前にもう1本特急を運行するかたちである。

宮城電気鉄道:歴史/路線・ダイヤ/車両/その他

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