豊田市営地下鉄

これは架空鉄道です。たとえ実在する団体名がでてきたとしても、関係ありません。

 幼い頃、豊田市営地下鉄の夢を見た。豊田市営地下鉄が廃止されてはじめて名古屋市営地下鉄ができた、などという突拍子もない夢であり、その世界の豊田市では赤と青の二本の地下鉄が東西と南北を十字に結んでいた。

 そんなこととうに忘れていた申年の正月、麦の人氏が年賀状に新猿投行きの豊田市営地下鉄を描かれた。それは酷く衝撃的だった。遠い昔の記憶を思い出すには十分だった。豊田市営地下鉄を再考したいと強く思った。これが上武先生のおっしゃる「ケツバット」なのだと今になって思う。

 さて、いざ再考してみると、東西と南北を十字に結ぶ路線網では南北線が愛環と完全に並行してしまうことがわかった。夢で自動的に見た路線網なのだから合理的でないのは当然である。そもそも豊田市に地下鉄というのが無理な話ではあるが、一寸の架空鉄道にも五分の合理性くらいあってもいいだろうということで、もし豊田市に二本の地下鉄を引くならこうだろうというのをゼロベースで構築し、以下の空想鉄道にその路線を描画した。主にトヨタ自動車の事業所と高校、高専とを経由し、メグリア本店など商業施設へのアクセスも可能になっている。

豊田市営地下鉄|空想鉄道

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