車両

これは架空鉄道です。たとえ実在する団体名がでてきたとしても、関係ありません。

 阪福電気鉄道の車両は、有料特急車、長距離用3ドアクロスシート車、短距離用4ドアロングシート車の3種類に大別される。3ドアクロスシート車は8両編成が主に急行と区間急行に、2両編成がローカル輸送に充当され、4ドアロングシート車は主に準急以下に充当される。

 鋼製車の時代から銀色は阪福電気鉄道のアイデンティティの一つであったが、1962年に東急車輛製造がステンレス車を製造し始めたことにより一気にステンレス車にシフトした。ステンレスは錆びにくいため、結果として万博の頃から使われている車両も残っているようである。

通勤電車

通勤電車(4ドア)

通勤電車(3ドア)

 大阪側の通勤電車は4ドアロングシート車と3ドアクロスシート車の二種類があり、基本は8両編成である。4ドア車は主に準急以下に充当され、日中は大津市の三井寺下以南での運用となる。日中三井寺下以北に乗り入れるのは、3ドア車が使用される急行と区間急行のみである。

 通勤電車の設計にあたっては、対称性が重んじられている。車側灯の位置に着目すると、4ドア車は2つ目のドアと3つ目のドアの間に方向幕とともに取り付けられており、車両のちょうど中央の壁に穴をあける形になっている。一方、3ドア車は車両中央がドアであるため、この方法が使えない。そこで、方向幕と車側灯とを真ん中のドアから見て同じ距離に配置して、壁に穴をあける位置が左右対称になるように設計されている。

阪福電気鉄道:歴史/路線/ダイヤ/車両/その他